花粉症
花粉症の症状がつらい方へ|花粉症注射(自由診療)
毎年、花粉症の季節になると、
- くしゃみが止まらない
- 鼻水が一日中続く
- 鼻づまりで眠れない
- 目のかゆみが強い
このような症状で日常生活に支障が出る方が少なくありません。
通常は、抗ヒスタミン薬、点鼻薬、点眼薬などの治療を保険診療で当院でも行いますが、それでも症状が強い方に対して、ステロイド+ポララミン注射による花粉症治療(自由診療)を行っています。

花粉症ステロイド注射とは
ステロイドには強い抗炎症作用と抗アレルギー作用があります。注射を行うことで、鼻粘膜の炎症を抑え、花粉症の症状を改善する効果が期待できます。
効果には個人差がありますが、一般的には数週間程度症状が軽減する可能性があります。
このような方に検討されます
以下のような方が対象となることがあります。
- 内服薬や点鼻薬でも症状が強い
- 仕事などで花粉症症状を抑えたい
- 毎年花粉症が非常につらい
- 眠くなる薬をできるだけ避けたい
ただし、この治療はすべての方に適している治療ではありません。
当院で注射を行えない方
安全のため、以下の方には当院では原則として注射を行っておりません。
- 糖尿病がある方
- 重度の高血圧の方
- 感染症がある方
- 胃潰瘍のある方
- 骨粗鬆症が強い方
- 妊娠中または妊娠の可能性がある方
- 関節リウマチなどの自己免疫疾患がある方
- 免疫抑制薬、生物学的製剤、JAK阻害薬などを使用している方
- ステロイド治療中の方
- 18歳未満の方
また、医師が安全でないと判断した場合には注射を行わないことがあります。
ステロイド注射の注意点
ステロイド注射は効果が期待できる一方で、以下の特徴があります。
- 全身に作用する薬剤である
- 効果が数週間持続する可能性がある
- 一度注射すると作用を途中で止めることができない
そのため、持病、服用中の薬、過去の病歴などを確認したうえで、医師が適応を慎重に判断して行っています。
治療費(自由診療)
花粉症ステロイド+ポララミン注射
5,000円(税込)
- 自由診療のため健康保険は適用されません。
- 1シーズンに1回きりです。
ガイドラインについて
ステロイド注射による花粉症治療は、日本アレルギー学会などのガイドラインでは、一般的に推奨されている標準治療ではありません。当院では、症状の重症度、これまでの治療歴などを考慮し、十分に説明したうえで患者さんご自身が希望された場合に限り施行しています。花粉症は「仕方がない」と我慢している方も多いですが、適切な治療により症状を軽減できる可能性があります。花粉症に対しては保険診療で内服薬、点鼻薬、点眼薬、貼付剤などを処方します。どうしてもつらいという方は、自由診療で注射という方法もオプション的な位置付けでありますので、ご相談ください。


